2023年9月30日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 kinya その後 おはなし(道徳どうとくの時間)ぱなしっ子 五月二十七日 ぱなしっ子は、風かぜの子ではありません。ちゃんとした人間にんげんの子どもです。ですから、学校へも行くし、テレビも見るし、自転車に乗って走り回ったりします。でも、よい子どもとは言えません。そうですね、少しだ […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 kinya その後 セミちょうだい セミが飛んでくる。というより空中から飛び降りてくる。ビューン。あっと思ったら私の肩にぶつかって、ベンチの下に転がり落ちた。さっとつかまえ、となりでかき氷を食べている男の子にさしだしたんだよ。 ところが男の子は「キャッ」と […]
2023年6月1日 / 最終更新日時 : 2023年6月16日 kinya 俳句・短歌 短歌8首 はっきりとはわかりませんが、1999年ごろから2015年ごろまで、町会の秋の文化祭に出した句のようです。 行く先は 近きにあれど知らぬげに 人は笑ひをり 酒を飲みをり 娘) 先日、父の日記帳から詩人伊藤比呂美さんの新聞記 […]
2015年10月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 気持ち 「いれる」か「たてる」か コーヒーは「いれる」ものか、「たてる」ものか。 日本語の使い方の問題である。 抹茶はたてると言うけれど。 ある新聞にこういう文章があった。 「ガラス窓からのぞくと、カウンターの中で若い男性がポット片手に コーヒ […]
2015年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 食べもの なつかしい梅干の味よ 真夏、どの農家の庭先にも梅干が干してあった。悪童は、通りすがりに失敬して口に入れた。その味、その硬さ(やわらかさ)が味覚の原点となった。 いまでも妹が作って、送ってくれる梅干が食卓を支配している。 群馬(上州)の […]
2015年4月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 気持ち あっさり「転職」というけれど かつて出版界を風靡した「暮しの手帖」があった。その、いまの編集長の松浦弥太郎さんが読売の夕刊に「暮らし向き」というエッセイを書いていた。 「暮しの手帖」の編集に興味を持っていたものだから、松浦編集に、その変化を見続けて […]
2015年4月20日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 戦争 シベリヤの帰還命令 千葉テレビの見学に行ったとき、隣席に座っていた男性から「極寒の強制使役にたえて」という小冊子をもらった、と友人がいう。関東軍119師団小原春光上等兵の戦い、というサブタイトルがつく。 シベリア抑留は師団の生き残りの2 […]
2015年2月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 美術 備え万全、みちのくの仏様 友人が東博の「みちのくの仏像」を見てきた。当方は体調よからず行けないでいる。 三大薬師如来が特別室の奥に並んでいる。正面に福島・勝常寺の国宝の坐像、手前右には宮城・双林寺の重要文化財の坐像。それと相対するのは岩手・黒 […]
2014年7月4日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 食べもの あなたは2度とお母さんのもとに帰ってこなかった 千葉県柏市には、原爆朗読劇を「朗読」する女性グループ「柏・麦わらぼうしの会」がある。その朗読に必ず出てくるのが、天満国民学校2年生だった新谷勝司君。お母さんの新谷君江さんの手記だ。 勝司君は大豆ごはんが大嫌いだった。 […]
2014年3月14日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 食べもの 上州のおやつ 焼きまんじゅう 上州・群馬県に「焼きまんじゅう]と言う郷土の「おやつ」がある。小麦粉と発酵菌でまるめた素まんじゅうを蒸しあげ、竹串に刺す。 軽く焼いたまんじゅうに、甘い味噌だれを塗る。焼きあがる焼きまんじゅうの香り。 群馬は小麦王 […]