2006年5月29日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 新聞 褒めるだけの新聞の書評 新聞の書評は「今はもう全く褒めることしかできない」というのは、関西大学名誉教授の谷沢永一氏。「また、読者の方も変質しまして、そんなに批判のある本なら取り上げるなという投書もあったりして…」週間読書人の5月26日号である […]
2006年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 紅野敏郎氏に花束と拍手 5月の「向島文化サロン・近代文学講座」(東武博物館ホール)は、森鴎外と石川啄木について。ちょっと異色の組み合わせだった。鴎外の「舞姫」。ドイツ留学中の主人公とエリスとの恋、それを難ずる相沢某、話は鴎外の実の母親に及び、 […]
2006年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 嵯峨信之詩集との邂逅 借りを返えす ゆつくりとくと考えてみたい/死への路上をこんなに気軽に歩いていつていいのかどうか/足跡を残さないことは/小さな泥鰌とそつくりおなじだ/息のつまつたような泣き声も泥鰌に似ている/たとえどんなぶざ […]
2006年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 昔話 おっかあの背中はあったかい 正月用の生け花になると言う五葉松は、接木をしないと製品にならない。その接木を40年、私の接木技術は、日本一だという農家がある。でも、大半はカブ、ネギ、ハショウガなどの生産者であるという。 千葉県柏市逆井にある市立逆井 […]
2006年5月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 嵯峨信之の詩 遺族から3千冊が市立図書館に寄贈 柏市光ケ丘に住んだ詩人の故嵯峨信之(さが・のぶゆき)のご遺族から約3,000冊の蔵書の寄贈があった。柏市中央図書館では、このうちの300冊を開架の棚6段に収めて公開している。 明治35年 […]
2006年5月6日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 食べもの 柏餅は貝型か丸型か 端午の節句には柏餅を食べる。しごく一般的なことだが、貝型か丸型でいつも悩む。味に差があるわけではないけれど、貝型が本当で丸型は大量生産による安直柏餅だと思っていた。 わが家で作るわけではないから、近所の和菓子店から買っ […]
2006年5月1日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 植物 いぬふぐり、君も外来種か ある春遍路の一行が畑作地帯を抜けてゆく。人手不足か耕作放棄か、ホトケノザとイヌフグリが咲き乱れている。新しく参加したらしいおばさんが、 「イヌフグリって、犬の糞のことだってね」 という。声が大きい。春風に運ばれてくる […]