2007年2月24日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 植物 暇も熱心もない藪柑子先生 「郊外の田舎にわずかな地面を求めて、休日ごとにいい空気を吸って頭を養うための隠れ家を作った」という。大正14年のことである。そこへ草花の種子を播くが、ことごとく村の子どもたちのためにむしりとられてしまう。 しかし、 […]
2007年2月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 料理 北関東の団らん思う「しもつかれ」 初午の頃になると、隣人から栃木の郷土料理「しもつかれ」をいただく。奥さんの生地の伝統が、山や畑や田をつぶして作られた首都圏の住宅地でも復活する。そして縁もゆかりもなかった者を楽しませてくれる。 その味わいは、一日では […]
2007年2月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 御神木あわれ 御神木の杉の老樹が枯れた。数年前から枯れていたようだ。倒れないように高いところをロープで支えていた。注連(しめ)をはってあがめられたのを見たことがない。逆井・富士浅間神社社殿の、向かって右奥にそびえていた老杉樹のことであ […]
2007年2月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 遊泳するお供え餅 小正月には「まゆだまあげ」 逆井の、ある農家から見に来るように、という電話があった。1月14日のことである。何があるのかは言わない。昔からのしきたりを守る稲作農家である。 行ってみると、神棚には12個のお供え餅が遊泳して […]
2007年2月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 本 筆者も飛び込んでいる紹介の本 朝刊の、極小コラム「つれづれ」というのに5回続きの「私のとっておき」という忘れがたい本、心に残る本が紹介された。読者には、どんな記者かはまったくわからない。 あげた5冊はこうである。 ①ワシーリー・ペスコフ『アガ […]