2006年11月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 厚物咲を見て、『厚物咲』を読む 写真は町内の友人の見事な厚物咲である。成長調整剤を使わないので丈が伸びたというが、手入れが大変だっただろう。そこで、中山義秀が昭和13年に芥川賞を受賞した『厚物咲』を思い出し、八木義徳が言う「東北という風土の持つ暗く重 […]
2006年11月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 短歌 詩 俳句 ちがふ乳房に逢ひにゆく 「冬銀河」という真鍋呉夫さんの七句が、読売の夕刊に載っていた。やはり雪女が出てくる。 真鍋さんが、句集『雪女』で読売文学賞を受賞したとき、真鍋呉夫書展が開かれた。平成5年6月、自筆句を展示即売していた。買った句集に一 […]
2006年11月17日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 本 どこまでも、きみのともだち 友人の俳人の句に、 ひろすけの赤鬼泣く夜木の実降る というのがある。濱田広介の名前は知っているが、その童話を読んだことがない。市の図書館で借り出して読んだ。「泣いた赤鬼」である。やさしい赤鬼は人間と付き合いたい。青鬼 […]
2006年11月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 新説 でいだらぼっち 若い法師、一巻読むごとに背が伸びて大男になった 柏の昔話「でいだらぼっち」は二編聞き書きされ、教育委員会がまとめた。巨人ー大男の足跡をめぐる話だが、なぜ大男になったかを、左の文章のように考える「新説」がある。昔話は夢の […]
2006年11月8日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 まむしめしの炊き方 小説新潮が750号になったそうで、同誌に掲載された作品の中から、「名短編」12編を北村薫と宮部みゆきが選出している。昭和20年代の「川口松太郎・媚薬」「林芙美子・水仙」「十和田操・押入れの中の鏡花先生」を読んだ。 […]
2006年11月1日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 隣近所 絵手紙の中の「お母さん」 見る、読むだけだが、絵手紙の楽しさを味わっている。三つのグループが先月、「ゆう&あい絵手紙展」を松戸文化ホールで開いた。講師の税所千恵子さんから案内状を貰い、大小十数枚は貼れるスペースを五十数名が絵を描き、手紙を書いて […]