2005年10月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 小学生の日記に猫の挿絵 北鎌倉に丹庵というアトリエを構えている画家・内藤範子さんは猫好きらしい。名刺にも二匹の猫が初対面の客を品定めしているし、10月初めには銀座で、「墨絵画展ー俳句の猫]を開いた。有名な俳句に猫の絵を描いている。絵は、句を理 […]
2005年10月23日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 大空真弓は献花なし卵葬 献花はいりません。ゆで卵を「献玉」してください。ほかの人の献玉を持ち帰ってください。そのとき、すてきな塩をお渡しします。 この奇想天外な話が、『大空真弓、多重がん撃退中!』(宝島社)の中に出てくる。祭壇に飾る遺影は、 […]
2005年10月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 神社仏閣 ご馳走さん!蕗料理 お大師さんの秋遍路。といってもちょっと類のない遍路である。 千葉県の柏・野田・流山の三市にまたがって、8.5キロにわたる運河がある。 利根川と江戸川を最短で結び、東京に物産を送るために開削されたものだが、運河の土手に […]
2005年10月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 短歌 詩 俳句 看護婦さんに会いに行く 花冷のちがふ乳房に逢ひにゆく 真鍋呉夫氏が、読売文学賞をもらって書展を開いたことがあった。平成五年のことである。句集「雪女」を求めたとき、一句を書いてくれたが、上掲の句ではなかった。涼しくなると、この句(いまや有名句 […]
2005年10月15日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 文学講座のあとは百花園 井伏鱒二の短編「へんろう宿」。早稲田大学名誉教授の紅野敏郎氏が読み上げる。バスを乗りすごして来た遍路岬の宿、おばあさんが三人、それに小学生の女子二人、これが宿の構成員。五人とも捨て子だという。 夢のような宿だが、人間 […]
2005年10月8日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 神社仏閣 あわれ!興福寺の国宝仏頭 高さ98.3センチ、銅造・鍍金、天武4年(685年)。白鳳文化期を代表する興福寺の国宝仏頭が東博の広い展示室に、ただ一つだけ、薄い光のなかに在る。 「貴公子を彷彿させるものがある」という。貴公子ではなく、親しい、やわ […]