本体を落として飛ぶ竹とんぼ


  柏市の「こんぶくろ池」はこんぶくろ池を考える会の地道な努力があって、平成25年ごろには自然博物公園としての整備が出来上がるようである。
  湧水による民話が伝わっている。巾着袋が浮いていた、主はうなぎで、近辺の村人はうなぎを食べないなど。民話がうなづけるような森のたたずまいである。
  11月18日の「生涯学習フェスティバルIN県民プラザ」には考える会のブースが出来、隣にはこんぶくろ池の里山隊・調査隊のグループも並び、それぞれのグループへの、市民の参加を呼びかけていた。写真の竹とんぼ、里山・調査の人たちの子どもたちへのプレゼントである。
  この竹とんぼが逸品である。飛ばすと本体(といっても竹の棒である)は落ち、羽だけが飛び上がって行く。本体と羽には同じ番号がつけられ、削りを入れた設計の鉛筆線まで残っている。
  それにしても、一つの池をめぐり、どうして3グループがあるのだろうか。かつて、私も考える会の会員だったが。

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