舞踊が一番の人気です
南部地区の秋の文化祭。そのひとつ、芸能発表会が体育館で開かれた。何人も知人の参加している「のばら合唱団」のコーラスを聴きに出かけた。開幕いきなりの出番、17名が「故郷」「春の小川」など、懐かしいふるさとを歌ってくれた。
続いては、男性8名の威勢のいい舞踊「祭」。全41曲が昼食時間なし、幕間なしで体育館をにぎわした。コンクールではない。それぞれが好きなことを、稽古をしてきた芸をお見せしていた。演芸会趣向である。
コーラスは終わったし、さりとて「演芸会」は始まったばかりだし、かぶりつきに陣取ってしまったし、なんとかデジカメも撮れたし、しばし次々に変わるステージを眺めることにした。
41曲のうち、一番多いのが舞踊18曲である。ヘー、半分近い。みんな衣装を調えての踊り三昧、それに乗らないのは客が悪い。音曲の意味はわからないけれど、それぞれの景色をかもし出す。
カラオケは、わずか10人。民謡が8曲。出演者を、どう選考したのかは知らない。おそらく希望者が全員出ているのだろう。そうだとすれば、舞踊のお好きな?土地柄か。と言っても、みんなよそ者の居住者たちである。
主催者・南部ふるさと協議会の進行には不手際もでるが、利ご愛嬌である。かえって演芸会らしさが出てくる。ご苦労様である。
みんな弁当持ちか。すでに昼時間である。指呼の間に住むゆえ、ちょっと昼食を。失礼します。