俳句の心を絵に描く
俳句を読んで、それを絵に描き、絵を見て句を作る。そういう美術展がある。鎌倉にアトリエを持つ内藤範子さん、それに俳人は高橋謙次郎さん。柏市で50年を迎えた句誌「冬草」の主宰者である。
この12月に、市川市の「和洋菓子・島村」で、新作を含め15点の絵+俳句の展示会があった。ただし、高橋さんの句に、内藤さんが描いた絵ばかりのようだった。 句に触発されて絵心を見せ、絵の世界に入り込んで句作すると言うのは楽しそうでもある。それを第三者の観客?が楽しむ。結構な世界に立つ。
見えずらいが、右端が「つながらぬ記憶明るき枯野かな」
その左隣が「瞑想の果て芽吹きし夜の森」と、読ませ、見させてもらった。
当日は、高橋さんを迎えて句会があると言うことだった。「島村」のモンブランを食べて辞した。