穀菜食を食べてきた


 マクロビオティックMacrobioticという英語がある。辞書を引くと、「菜食・粗食による長寿法」とあり、「長く思いっきり生きるための理論と方法」という。
 このマクロビオティックは、伝統的な日本食である玄米菜食を中心に体系化された食生活法として全国的な普及をみた。戦前に桜沢絵如一氏が提唱し、生活習慣病を予防・治療することから普及が進んでいるそうである。
 松戸市新松戸に「穀物菜館」(047-309-5130)というマクロビオティックの食事と食材を提供する施設があり、試食してきた。その写真である。
 地元で取れた旬の雑穀や野菜を丸ごと食べ、動物性たんぱく質、化学添加物、砂糖などの摂取を避けるのが特長という。主食は豆入りの玄米、メーンは肉のから揚げに見えるが、粉末にした大豆をねってのから揚げ、鶏肉かと思った。意外な味わいである。薄味で、野菜の根も付いていたりする。
 11.30-14時まで、毎日40食が提供され,980円。
 料理教室も開かれ、館内に玄米、黒米、各種の穀物が置かれ販売されている。

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