夏まつりへの困惑
一つの老人クラブ男性陣の困惑である。夏祭りに踊る新曲二曲が、近隣センターの体育館で、披露・指導される。市の舞踊連盟?が音頭をとっているらしい。クラブにある女性たちの「おどりの会」がこれをこなして男性たちに教える。
女性の後について踊る。練習日が三日で三回。これに男性は困惑する。
今年は二曲のうち、「しあわせ音頭」の一曲だけにしたというが、去年の「沼南音頭」それに「なかよし音頭」の残像が混じりいあって、右往左往する。
これは私だけの混乱かと思うと、そうでもない。新曲のときは踊らなければいい。それがいいのに違いない。そうしざるをえない。
新曲がなくても、レパトリーはひろい。難なくこなせるものに、「柏おどり」「好きになったひと」「八木節」「炭坑節」「日光輪踊り」などがある。
今年は半分見学、半分踊る、ということになるか。