水無月、なだ万の懐石


 なだ万シェラトンホテル店の、午後1時から親子3人で懐石料理を楽しむ。写真は「華らんらん 水無月」の
  造里 鯛蛸 前菜 あしらい一式
である。ミニアジサイの三色が季節を漂わせる。私に用意してくれたのは「懐石 桐 水無月」。八寸には、玉蜀黍の摺リ流し(百合根、クコの実)、山桃ワイン漬(じゅんさい 梅酒ゼリー)など7種、手が込んでいる。味が殺到する。
 これも桐の方である。焼肴には牛肉石焼が出る。熱せられた石?に、可愛い牛肉を乗せて焼く。アスパラ、黄ズッキーニも。煮物を過ぎて、ごはんは帆立・紅蓮根釜炊きご飯、紅蓮根がうっすらとした紫色に見える。
 すべて超極細の世界ながら、先付け、吸物、造里、八寸、焼魚、煮物、と登ってきて、ご飯でひとやすみ、と思ったが、その炊き込みご飯(赤出し、香の物)が食べきれない。寿司コース?の女房にまで出してくれた。
 静寂の間から送られて来れば、舞浜は遊園地の雑踏である。

前の記事

春霞のような金光教