経済雑誌を初めて買った

  娘が、雑誌「プレジデント」の8.30号を持ってきた。「自分が変わった!この一冊。」という特集をしている。経済雑誌とは無縁な父親に、本の特集だから、少しは興味を持つかと思ったらしい。
 本よりもINAX社長の川本隆一氏の紹介に興味を持った。一流の書き手がまとめている。これには続編があるというので、9.13号を買ってきた。経済雑誌を始めて買った。
 しかし、続編は空振りだった。経済雑誌の読み方を知らなかったのである。
 川本氏に興味を持ったのは、INAXの文化事業、ギャラリーの活動に興味があり、毎回見学させてもらっているからである。続編にギャラリーのこと、文化事業の解説が出てくると思ったからである。
 一行もなかった。つまり経済雑誌は、一路経営のことに邁進する。ギャラリーの紹介などしないもののようである。書き手さんにも興味がなかったのだろう。それでも初買いの9.13号の特集を読む。「叱り方のお手本集」である。1000人を調査したら72%が、「厳しく叱ることは必要」としているという。

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