ランチ&ト-スト 夫婦の新メニュー


  通いなれたレストランのコーヒーつきの日替わりランチで満腹になる。食べ過ぎるような気分になる。いつも女房と二人。「残してくださいよ」と言われるけれど、食べ残しは気の毒に思っている。ランチを一人分とって、ケーキをひとつとる、というのを女房が提案する。ランチは二人で食べる。
 
 ケーキの代わりにトーストはどうか。珈琲館の薄く頼りないトーストを思い出す。ここのトーストは食べたことはないけれど、まあいいか、トーストにしよう。そこで、とくに若くない夫婦のランチの新メニューが決まった。
 
 ひとつのランチに二人分のハシがつく。ありがとう。厚切りのトーストの焼き具合が絶妙である。うちでの昼食はトーストだが、こういう具合には焼けない。トーストをつまみ、ハシでランチも食べる。女房も真似る。
  
 なんだか、昔? はやった「一杯のかけそば」を思い出すが、気にしない、気にしない。ひとときの愉悦である。遠慮しいしい撮った写真で分かるかどうか。
 柏市南部近隣センター近くの信号わきのレストランの話である。