あの人の「声」に会いたい
柏市の朗読奉仕サークルが紫綬褒章を受章された。視覚障害者のために、新聞や書籍をCDに録音したり、対面して朗読したりする社会奉仕活動である。
グループは、もう34年も続けれれたという。
広報かしわに載った話を、ある朗読サークルのメンバーにしたら、視覚障害者のために感情を入れてはならず、「官報」のように、感情をこめてはならない朗読だと教えられた。そういう養成講座もあるらしい。
それでも声に出す個性の違いはあるに違いない。視覚障害者が、あの人の声を聞きたい、つまり「あの人に会いたい」ということはあるだろう。
そういう希望・期待はどうなっているのだろうか。