送り大師
高柳からスタート
全山真っ白、南無大師遍照金剛
1日は南増尾泊り、というけれど場所が分からなかった。松戸金ヶ作の祖光院(44番)から逆井観音寺(69番)までは距離があるので途中に「掛所」が設けられている。増尾満福寺の分院があり、そこに泊まるという。
観音寺まですぐだ。ほら貝が聞こえ、背負われた送り大師の入来である。すでにバスに分乗してきた白衣に同行二人の袋を下げた人たちも多く、全山がたちまち真っ白に覆われる。大師像の立つ札所、観音堂、本堂で南無大師遍照金剛が唱えられ、般若心経、光明真言が流れる。
そして、あっという間に大集団は移動していった。藤心、増尾を回り、昼食は名戸ヶ谷・法林寺。
戻った静寂の中に牡丹が満開だった。
東葛印旛大師講は、5月1日から5日まで、松戸、鎌ヶ谷、柏、白井に所在する四国八十八か所の写し札所を巡拝する。送り大師という