2006年8月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 植物 迎え盆の稲、堂々と 13日は迎え盆。この家のご主人は、朝早く、利根川遊水地の田んぼに行き、ようやく穂の出始めた稲を抜き、盆棚に収めた。見事な稲は、農家の盆棚らしく、堂々とした姿を見せて、今年の豊作への願いも誇示している。 ただし、ことし […]
2006年8月8日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 隣近所 子どもみこしで夏の終わり 子どもみこしに続いて、さかなみこし(写真)、どんじりは山車。真夏日の午後3時を可愛いパレードが町会を一巡し、夜は盆踊りで町会の夏が終わった。 わが家の前がパレード・コース。強烈な西日を浴びてベランダで撮る。この動きが […]
2006年8月5日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 戦争 二人の長崎むすめ 61年前の娘である。広島に続き、原爆が二人の娘の上に落ちた。縁あって柏市に来た。縁あって当市の市民が発行している「ウイメンズ・ライフ紙」のボランティア記者が体験を聞き、記事にした。 以来、交際が続いている。柏和会( […]
2006年7月30日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 美術 天空の夜のかくれんぼ 隅田川花火と同じ夜、浦安でも豪華な花火の饗宴があった。どんどん高層マンションが林立し、花火が見えなくなりそう、というので出かけたが、まあまあ楽しんできた。 こちらは三階からの定点観測である。花火は、そのマンション群の […]
2006年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 隣近所 みんな持ってってくださいよ みんな持ってってくださいよ、と言われても、いささかためらいがある。自分で捕まえて、袋に入れなくてはならない。捕まえる自信がない。というよりも、どこを押さえるんだっけ、とうに忘れている。 わき腹を押さえる。なんと手を伝 […]
2006年7月23日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 万葉相聞歌の息づかい 若い万葉学者の7月講座は、平群氏女郎(へぐりのうじのいらつめ)が、越中守となって赴任した大伴家持への相聞歌8首、彼女の歌はすんなり理解できるものが無く、意外に手ごわい。それに文法の解釈が入り混じるので、はるか昔に教わっ […]
2006年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 神社仏閣 消えた!逆井ばやし 柏市逆井(さかさい)地区には、文政10年(1827)という刻印の入った鉦(しょう)がある。今年も、うぶすな(産土)の逆井浅間神社では7月15日がが例祭で、ちょうど開かれていた南部祭りの芸能大会に出演した。 大太鼓1、 […]
2006年7月14日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 小説 菊池寛の「ある敵打の話」 十七の元服のとき、母に父の仇を討てといわれる。父が殺されたことなど、全く知らなかった息子は、敵討ちの旅に出る。腕は立つ、旅を重ねるにしたがって、ますますさえる。 四年経っていた。上州の前橋で、按摩に出会う。中年からの […]
2006年7月9日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 隣近所 生あるうちに楽しもう 老人クラブである。会員90名を擁し、対外活動も「理想的な」グループである。 1ヶ月に一度の例会を開く。50名ほどが参加する。サークルは、グラウンドゴルフをはじめ、踊り、手芸など六つあり、それぞれ研鑽を積む。 6月の […]
2006年7月5日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 戦争 死体のりんが燃えていた ピカッと光ったので床下に逃げ込んだ。すごい爆風が来た。しばらくして這い出すと、家がない。ただ柱だけが残っていた。 12歳の小学生。夏休みだった。母と弟は、町会の人たちと防空壕掘りに出ていた。木登りしていた弟は、もろに […]