2005年8月2日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 短歌 詩 俳句 私の作った竹べらをどうぞ シニアハウス柏から庭木の手入れに来てくれる。モクレン、ハナミヅキ、モッコク、カシワ、キンモクセイが狭い庭に身分不相応に育っていて、それをカンツバキの生垣が守っている。 身分不相応は、やがて満杯になって崩壊するような気 […]
2005年7月2日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 短歌 詩 俳句 自分史は自分のために書く ある新聞の歌壇に、こういう短歌が寄せられていた。 自分史など他人の誰が読み呉るるかと妻言ふわれも左様に思ふ 選者の言やよし。「誰のためでもない、自分のために書くのである」と。 自分史文学賞というのがあるそうである […]
2005年6月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 短歌 詩 俳句 いい加減に聞くではないぞ 島田修二追悼特集号の『草木』6月号をいただいた。 これからが本番だと声に出してゐる君いい加減に聞くではないぞ これは昨年11月に行われた「偲ぶ会」で、佐佐木幸綱氏が紹介し、「これからが本番で、明るいひょうきんな […]
2005年6月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 kinya 短歌 詩 俳句 うしろの正面だァれ! うしろのは、だァれもいませんよ。かわいそうに、いつまで目隠しさせておくんでしょうか。 かァごめ かごめ/かァごの中の鳥は/いついつ出やる/夜明けの晩に/鶴と亀とすゥべった/「うしろの正面だァれ」 野田市の清水公園駅 […]
2005年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 kinya 短歌 詩 俳句 『卒論「ランボー」』半世紀ぶりの復活 フランス文学科を出た友人のM君が、保管が難しくなったと言う理由で、卒業論文が大学から戻ってきたという。そういうこともあるのだろう。しかし、友人はそれを読み返し、手を入れ、上梓したのである。すでに半世紀が経っている。新卒 […]
2005年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 kinya 短歌 詩 俳句 ロック「ホテル・カリフォルニア」 Some dance to remember、some dance to forget この一行、どう訳しますか、と若い友人に言われた。ある人は思い出すためにダンスを踊り、ある人は忘れるためにダンスをする。意味はそん […]
2005年4月29日 / 最終更新日時 : 2023年4月16日 kinya 短歌 詩 俳句 詩と俳句とエロチックと 夕方の 天気予報のお姉さんの乳房が気になる夏がやって来た 飯島耕一の詩集「アメリカ」。寂しい国アメリカ、と結ばれる詩の中の一行である。 凡人は、たちまち西東三鬼の おそるべき君等の乳房夏来たる を思い出す。さらに […]
2005年4月25日 / 最終更新日時 : 2023年4月16日 kinya 短歌 詩 俳句 うっかり読めぬ俳句 田を売りていとゞ寝られぬ蛙哉 大岡信氏の「折々のうた」(25日)である。 氏は「田を人に売った者には、とても寝てはいられない(蛙の)嘲り声」だという。 ヘー、と思った。当方はまったく違う解釈をしていた。田を売らなければな […]
2005年4月23日 / 最終更新日時 : 2023年4月15日 kinya 短歌 詩 俳句 島田修二の歌碑 「草木短歌会」の島田修二の歌碑が横須賀市中央公園に建立されたとき、参加者に修二の歌を刷り込んだ絵葉書のセットが配布された。それを友人が送ってくれた。 きれいで、芸術的な写真の左に、修二の歌がある。 京浜急行の新大津駅のホ […]