2009年6月4日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 kinya 美術 阿修羅の顔はいくつか 奈良興福寺から東上した「阿修羅展」は東京国立博物館をにぎわせた。初日から1万人の観衆で、博物館側では混む時間、空いてる時間をメールマガジンで知らせていた。ならば開館時間に行って見ようということで、5月某日、出かけた。 […]
2009年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 kinya 柏市南逆井 日本舞踊のお楽しみ ボランティア活動15年 藤間数衛さんの会 流れる。時が流れる。春は曙の四季が冬に近づくかと思えば赤とんぼが飛ぶ、さくら、さくらの満開ムード。5月連休の終わりの日、アミュゼ柏のクリスタルホールは日本舞踊の情緒が満ち満ちた。 […]
2009年5月17日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 全山揺るがす遍路さん 逆井観音寺の牡丹がやや色あせるころ、観音堂前のハンカチの木が若葉いっぱいになるころ、東葛印旛大師組合の一行が法螺貝を吹き鳴らし、般若心経を唱え、全山を揺るがすようにやってくる。5月3日、沼南・柳戸(やなど)結願区の人たち […]
2009年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 kinya 昔話 軍国少年、早苗に思へらく 慈恵の柏病院には毎月行く。病院前には田んぼが広がっていたが、駐車場と薬局の乱立?でだんだん少なくなってきた。その田んぼに早苗が育っている。風が揺るがせている。 群馬育ちは昔を思い出す。それも終戦時の田んぼのことだ […]
2009年5月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 kinya 美術 春の昼下がり、日本舞踊のお楽しみ 日本舞踊藤間流の藤間数衛さんがボランティア活動を15年も続けられていて、その成果をアミュゼ柏で見せてくれる。連休の6日、第5回目の「日本舞踊お楽しみ会」を見学させてもらった。二つの近隣センターを稽古場とする二つのグ […]
2009年5月7日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 網はクモの命綱 蜘蛛、なんとなくまがまがしい漢字である。クモ、人間の生活の近辺で網を張るクモ。クモの巣と呼ぶけれど、巣ではなく餌を取るためのアミ。4対8本の足を持ち、4対8個の目を持ち、昆虫ではない。日本には千三百種いて、その半分ほどは […]
2009年4月30日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 kinya 食べもの カシワモチに伝統はあるか 柏餅の季節である。カシワの葉に包まれた餡を抱いた上新粉が、子どもたちを喜ばせる。 その作り方がいっぱい紹介されている。「生地を手に取り楕円にし、手前を薄く、向こう側を厚くなるように広げ、餡玉を乗せて包む。合わせ目 […]
2009年4月25日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 kinya 短歌 詩 俳句 初夢はあはれ顔なき汝が乳房 初夢はあはれ顔なき汝が乳房 大正9年生まれの真鍋呉夫さんが、句集『月魄』(巴書林)を出された。つきしろと読むらしい。新聞の俳句時評で読んだ。冒頭の句を紹介している。 平成5年に、真鍋さんが第二句集『雪女』で読 […]
2009年4月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月27日 kinya 美術 さくら散ってモンブラン 久しぶりのモンブランだった。食べ残しのようで申しわけないが、モンブランは、皿に直立して出てきた高峰なのである。絞り出されたマロンクリームを帯状に織り、これが全山?を覆っている。どこから食べるか躊躇する。どこにフォー […]
2009年4月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 kinya 柏市南逆井 厳寒と酷暑の戦地にいた 満洲&パラオ Tさん・兵士の軌跡 昭和20年、大晦日の復員 暑 逆井のTさん(95歳)は、昭和10年に召集され、厳寒の満洲に丸3年いた。衛生兵である。除隊して2年後の昭和16年7月23日に再び赤紙が来る。見合い結婚をして […]