2006年6月5日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 厚さ3センチの同人雑誌 発行は年1回だが、年々ページ数は増えるばかり。写真は2005年版で、600ページを越えた。多士済々の同人が、多彩な文才を見せる。6月末日が6年版の締め切りで頭が痛い。 5年版の解読がMLを通じて延々と続いている。パソ […]
2006年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 紅野敏郎氏に花束と拍手 5月の「向島文化サロン・近代文学講座」(東武博物館ホール)は、森鴎外と石川啄木について。ちょっと異色の組み合わせだった。鴎外の「舞姫」。ドイツ留学中の主人公とエリスとの恋、それを難ずる相沢某、話は鴎外の実の母親に及び、 […]
2006年5月19日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 嵯峨信之詩集との邂逅 借りを返えす ゆつくりとくと考えてみたい/死への路上をこんなに気軽に歩いていつていいのかどうか/足跡を残さないことは/小さな泥鰌とそつくりおなじだ/息のつまつたような泣き声も泥鰌に似ている/たとえどんなぶざ […]
2006年3月20日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 本 50年分をこの一冊に 上のタイトルのような雑誌が出た。「室内」の最終特別号である。あの山本夏彦氏の出していた「室内」で、建築?の専門誌である。見たことも買ったこともなかった。 50年分を一冊にしたのなら、門外漢の興味を引くところもあるだろ […]
2005年11月16日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 昔の東京、眺めてみれば 千住のおばけ煙突、見る角度によって1-4本に見えた。浅草寺の五重塔は仁王門をくぐった右側にあった。銀座尾張町、服部時計店(和光)のはす向かいに松屋がない。そのあたりのビルにITOYAのでっかい看板、いまの伊東屋か。 […]
2005年10月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 小学生の日記に猫の挿絵 北鎌倉に丹庵というアトリエを構えている画家・内藤範子さんは猫好きらしい。名刺にも二匹の猫が初対面の客を品定めしているし、10月初めには銀座で、「墨絵画展ー俳句の猫]を開いた。有名な俳句に猫の絵を描いている。絵は、句を理 […]
2005年10月23日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 大空真弓は献花なし卵葬 献花はいりません。ゆで卵を「献玉」してください。ほかの人の献玉を持ち帰ってください。そのとき、すてきな塩をお渡しします。 この奇想天外な話が、『大空真弓、多重がん撃退中!』(宝島社)の中に出てくる。祭壇に飾る遺影は、 […]
2005年10月15日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 文学講座のあとは百花園 井伏鱒二の短編「へんろう宿」。早稲田大学名誉教授の紅野敏郎氏が読み上げる。バスを乗りすごして来た遍路岬の宿、おばあさんが三人、それに小学生の女子二人、これが宿の構成員。五人とも捨て子だという。 夢のような宿だが、人間 […]
2005年9月30日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 世界で一冊だけの絵本 ご自分で絵を描き、言葉を入れ、製本する。世界に一つだけの絵本ができる。その絵本が数十冊も並べられていて壮観である。じっくり、ゆっくり観賞すれば、秋の日が傾くのを忘れる。 上野の東京都美術館の「東京展」(3日まで)の中 […]
2005年9月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 本 歌集 手賀沼短歌 「我孫子の文化を守る会」(会長・三谷和夫、会員140名)では、創立25周年を記念して、「歌集 手賀沼短歌」を発刊した。一般募集で、県内外から200名、550首が寄せられたという。「21世紀初頭の手賀沼への貴重な証言」と […]