2006年2月26日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 美術 ひととせを愚直に過し冬の虹 鰯雲宇宙に大魚いる如し ひととせを愚直に過し冬の虹 介護する母と潰れて初笑ひ 柏市の第33回シルバー作品展(アミュゼ柏)である。この俳句の上2句にはそれぞれ○○賞が付いている。短歌はどうか。これも賞付きを見る […]
2006年2月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 美術 書は美しい、されど見えず 一日を残すだけとなった東京国立博物館の「書の至宝」展を土曜の午前中に見てきた。日本と中国の書の歴史を実物で解き明かしてくれるはずであった。 しかし、中也の言う、 あゝ おまえはなにをして来たのだと… 早春の風に言 […]
2006年1月14日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 美術 とにかく読めない書道展 かな文字書道の先生の書作展につきあい、かなり文字のデフォルメになれたつもりでも、一向に読めない。それでは、行って見て来なさいと、入場券までもらって行ったのが朝日新聞主催の「現代書道二十人展」(上野松坂屋)である。 も […]
2006年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 美術 台湾の「御札」は日本語 お正月を台湾で過ごした孫娘が、写真のような「御札」をもらってきた。「御札」ではないだろうが、のびのびした書体が気に入った。ほかに「春」とか、ちょっと読めないのもある。5枚セット。 台北の行天宮である。丸めて筒になった […]
2005年12月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 美術 限りなく小さい絵画展 あっちこっちに天眼鏡が備え付けられている。「世界一小ちゃい?!ミニ絵画展」の会場。何百?とい絵が展示即売されている。表の通路にまではみ出している。 とにかく小さい。大体が葉書程度だが、名刺を四つに切ったほどの極小絵も […]
2005年12月10日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 美術 トイレはどこにあるか リブレ京成に「とれぼーの」12月号という小冊子があった。小林純子さんという一級建築士が公共トイレについて書いている。瀬戸大橋に約5億円をかけた東洋一のトイレがあり、その建設にかかわったそうである。 ヘーと思った。5億 […]
2005年12月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 美術 むずかしいよ 書道展 かな文字の書道の先生の書道展を見学に、池袋のサンシャインシティ文化会館へ行ってきた。全国公募第27回の「東京書作展」で、先生は審査会員ある。 あちらこちらで、同じ先生の書に親しんできた。だが、一回として一目瞭然、分か […]
2005年11月20日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 美術 スケッチではなくSF画 「小松崎茂 昭和の東京」(ちくま文庫)で、克明な東京のスケッチに、田舎育ちは昔をしのんだが、すでにスケッチとは別世界の小松崎の未来SF世界の緻密な画像に親しんでいた。 松戸市の新松戸に、出版美術文化の殿堂という「昭和 […]
2005年9月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 美術 友禅師の貴重な陣中画 友禅師が召集されて中国前線に行き、そこで現地の風景、風俗、兵士たちの様子を、画用紙を綴じた画帳を作り、克明な細密な絵を描いていた。そこに殺伐なものは何もない。おおらかな友禅師の心が見えるような絵の世界がある。上官の温か […]
2005年8月30日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 美術 これが三八式歩兵銃か 我孫子市市民会館で、あの六角形の親子焼夷弾ことM69集束焼夷弾に触れ、これが豪雨の降るような音をさせて38発に分かれて飛んできたものだったか、と思ったが、今度は柏市中央公民館の「平和のための戦争展」(「とうかつ」実行委 […]