2006年9月8日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 植物 なぜか気になる吾亦紅 吾亦紅が花屋に並ぶ季節。買ってきてしみじみ眺めている。田舎育ちだが、山野に自生するのを見たことがない。 そもそもは牧水の歌である。 吾木香すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ 寂しききわみが、ワレモコ […]
2006年8月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 植物 迎え盆の稲、堂々と 13日は迎え盆。この家のご主人は、朝早く、利根川遊水地の田んぼに行き、ようやく穂の出始めた稲を抜き、盆棚に収めた。見事な稲は、農家の盆棚らしく、堂々とした姿を見せて、今年の豊作への願いも誇示している。 ただし、ことし […]
2006年5月1日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 植物 いぬふぐり、君も外来種か ある春遍路の一行が畑作地帯を抜けてゆく。人手不足か耕作放棄か、ホトケノザとイヌフグリが咲き乱れている。新しく参加したらしいおばさんが、 「イヌフグリって、犬の糞のことだってね」 という。声が大きい。春風に運ばれてくる […]
2006年4月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月23日 kinya 植物 ぐんぐん育つ稲苗 これが現代版の苗代か、などと言うと笑われる。仕方がない。終戦直前の勤労奉仕で、農家に泊まりこんで働いていた中学生の古典的農作業の記憶とは雲泥の差がある。 千葉県柏市の農家、4月1日に播種、ハウス内で水耕栽培、1ヶ月で […]
2005年12月30日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 kinya 植物 日本一木を植えた男 本気になって木を植えよう、本気になればたいていのことはできる! NHKの番組で「日本一多い木を植えた男」というのがあり、植物学者の宮脇昭氏が、麦わら帽子をかぶり、民家の庭に木の苗を植えていた。そして冒頭のような呼びか […]
2005年7月25日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 植物 結構な味ですよ スベリヒユ わが菜園の最強の雑草はスベリヒユである。こまめに草むしりをすればいいのだが、真夏にはのび放題。これは食べられるし、救荒植物だったと読んだ記憶がある。飢饉のときに、これを食ったのかと思いながら抜く。これはするりと抜ける。 […]
2005年7月11日 / 最終更新日時 : 2023年4月20日 kinya 植物 向島百花園にタケニグサ 向島百花園の7月は、中途半端な季節である。 秋の七草の案内板の前で咲いているのは、オミナエシとキキョウだけ、創始者の佐原鞠塢が作った秋の七草の案内板もあるが、ここでも咲いているのは午時花(ごじか)だけである。物憂いよ […]
2005年6月15日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 kinya 植物 月下美人追いかけて孔雀の君! それは白の月下美人の訪問だった。原稿を書きあぐねた夜のしじまの中に。 あくる日、赤い月下美人、それも昼日中に姿を見せた。紅白、いずれの月下美人がお好きかというように。おふた方とも好き、大好きです。その鮮明さに眼を見張っ […]
2005年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 kinya 植物 真夏を飾れ、初雪草の花、花 ギックリ腰もおさまったようなので、菜園に出た。キヌサヤ真っ盛り、雑草も真っ盛り。雑草のすさまじさを見ると、いつも和辻哲郎「風土」の、外国には雑草がない、というところを短絡的に思い出す。豊葦原の瑞穂の国だから仕方ないよ、 […]
2005年5月16日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 kinya 植物 株分けしましたので 合併して同じ柏市になった、しいの木台の友人夫婦が、株分けしたので、と言って、アイリス、いちはつ、とらのおを持ってきてくれた。 わが家の菜園にもあるような気がしたが、「植物」をもらうのは悪くない。 老人クラブでは、 […]