宮本輝氏の「骸骨ビルの庭」（㊤㊦講談社）をやっと読了した。といっても２巻本を買ったわけではない。「群像」連載２５冊を読んだ。休載が多かったから２５冊は倍ぐらいになる。最終回の今年の２月号を終えた頃には上下本が発行さ […]

　　浦安市中央図書館に行ってきた。すべて難問は氷解した。ぴったり合った図書にめぐりあえたということである。なぜ浦安まで出かけたのか。 　過日、私どもの柏市の市会議員がたずね、簡単な報告を書いていた。柏市は中央図書館を構想 […]

　スターバックスのコーヒー豆は深炒りだから黒くて柔らかい。たまには固くて茶色のドトール豆を買おうか。 　ひと袋２００グラムが76０円。可愛い彼女が言う。ふた袋お買いになりますと、４％引きになりますよ、と。 　計算に弱い男 […]

　奈良興福寺から東上した「阿修羅展」は東京国立博物館をにぎわせた。初日から１万人の観衆で、博物館側では混む時間、空いてる時間をメールマガジンで知らせていた。ならば開館時間に行って見ようということで、５月某日、出かけた。 […]

　　　慈恵の柏病院には毎月行く。病院前には田んぼが広がっていたが、駐車場と薬局の乱立？でだんだん少なくなってきた。その田んぼに早苗が育っている。風が揺るがせている。 　群馬育ちは昔を思い出す。それも終戦時の田んぼのことだ […]

　　　日本舞踊藤間流の藤間数衛さんがボランティア活動を15年も続けられていて、その成果をアミュゼ柏で見せてくれる。連休の６日、第５回目の「日本舞踊お楽しみ会」を見学させてもらった。二つの近隣センターを稽古場とする二つのグ […]

　　　柏餅の季節である。カシワの葉に包まれた餡を抱いた上新粉が、子どもたちを喜ばせる。 　その作り方がいっぱい紹介されている。「生地を手に取り楕円にし、手前を薄く、向こう側を厚くなるように広げ、餡玉を乗せて包む。合わせ目 […]

　　　　初夢はあはれ顔なき汝が乳房 　大正９年生まれの真鍋呉夫さんが、句集『月魄』（巴書林）を出された。つきしろと読むらしい。新聞の俳句時評で読んだ。冒頭の句を紹介している。 　平成５年に、真鍋さんが第二句集『雪女』で読 […]

　　　久しぶりのモンブランだった。食べ残しのようで申しわけないが、モンブランは、皿に直立して出てきた高峰なのである。絞り出されたマロンクリームを帯状に織り、これが全山？を覆っている。どこから食べるか躊躇する。どこにフォー […]

　　市原市寺谷は、その昔千葉県市原郡戸田村だったそうだ。そこの大鐘家と言う大百姓があったという。その孫娘（だと思う）が、写真のような明治４５年の金銭日記帳を見せてくれた。金銭と日記帳の間にある文字さえ解読できないのだから […]