2006年9月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 美術 ナポレオンのお母さん 千葉ポートサイドタワーというところで、「大ナポレオン展」というのを観た。千葉日報社など主催だが、カタログを見ると、八王子の東京富士美術館の企画らしい。 絵画、彫刻、工芸品が展示された豪華な世界が広がっている。寡婦とな […]
2006年9月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 尊厳死と創作の間 「群像」の創刊60周年記年号がある。600ページを越す。40数年来、本屋が配達してくれるから「芸術新潮」ともども増え続ける。ひとつだけ読んで納得できれば、それでよい主義である。そのひとつだけが、吉村昭の、三人の追悼記に […]
2006年9月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 瑞穂の国の新米はうまい きのうまで田んぼに立っていた稲がコンバインで刈り取られ、自家乾燥と精米で新米になる。その新米が届いた。茨城・水海道産のコシヒカリ。女房の甥の友人が米作農家らしい。 新米はさすがにうまい。梅干一個あればOKという感じで […]
2006年9月8日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 植物 なぜか気になる吾亦紅 吾亦紅が花屋に並ぶ季節。買ってきてしみじみ眺めている。田舎育ちだが、山野に自生するのを見たことがない。 そもそもは牧水の歌である。 吾木香すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ 寂しききわみが、ワレモコ […]
2006年9月4日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 食べもの サクマ式になったドロップ パソコンの横にドロップの入った缶が8個h並んでいた。全部捨てて新しいのを買ってきた。いままでは、「サクマ ドロップス」だった。2,3年前にいつからドロップはあったのか、という問い合わせをしたら、来年は創業100年になり […]
2006年8月29日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 はがゆいけれど、泣けてくる NHKの教育テレビで山本有三の「路傍の石」を取り上げ、山本晋也監督が紙芝居調の解説をしていた。出演者は、それを見て・聞いて、読んでみたいと意思表示をしていた。 結構である。山本有三が復活すれば、丁稚奉公から飛び出した […]
2006年8月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 戦争 三八式歩兵銃は重かった 三八式歩兵銃を手に取る。重い! 全長182センチ、3.95キログラム。終戦時に小学校6年生だったと言う会員が解説している。もちろん体験ではない。引き金を引くと、肩に衝撃が来ます、と。もちろん体験ではない。 5連発の薬 […]
2006年8月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 吉村 昭さんの転換 7月末に吉村昭氏が亡くなった。瀬戸内寂聴さんの追悼文(読売8.3)に、こういうところがある。 「吉村さんの『青い骨』が、文章の端正さと作品の品格の高いリリシズムで、口の悪い先輩作家たちから賞賛されていた。」 その […]
2006年8月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 戦争 柏市平和展と森林浴 悲惨な戦争から平和へ~若い世代に伝える~ という標題を立てて、第3回柏市平和展が開かれた。昼なお暗い、うっそうとした森に囲まれた手賀の丘公園「どんぐりの家」である。 パネル写真が戦争の被害と復興までを伝える。水筒や […]
2006年8月15日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 戦争 百姓になっていた中学生 機械が田植えをし、稲を刈り取ってゆく。この不思議を見飽きることがない。これが水稲を育て、米を主食とする大和民族なのか、信じられない思いで61年目の終戦記念日を迎えた。 終戦時の田舎の中学3年生。秋の農繁期の2ヶ月を農 […]