2010年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 小説 楽しみだった東武博物館ホール 東武博物館ホールには何回も通った。墨田区東向島、上を東武線が通る音が、、かすかに聞こえた。 そこで早稲田大学名誉教授の紅野敏郎氏の近代文学講座が開かれていた。東武百貨店のメセナである。 ただし希望者が多いと抽選にな […]
2010年7月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 鎮守様に美女 逆井・冨士浅間神社に春日灯籠を寄進 村の鎮守様、逆井冨士浅間神社の奥まったところに、慶応年間に建てられた常夜灯がある。「村中安穏、家内安全、子孫長久」と彫られている。その常夜灯が見守る境内に、ボッティチェリの、春風を吹き […]
2010年6月29日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 神社仏閣 女体のごとき灯篭美しき 雨雲が不機嫌な動きを見せていた6月24日、当地はすばらしい晴天となった。神のご加護がありました、と寄進者にお祝いの言葉を申し上げた。 写真のような村の鎮守様に、一対の春日灯篭が寄進されたのである。 灯篭は建設というの […]
2010年6月20日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 美術 アイパッドは童話の入り口か 娘がアップルのiPad(アイパッド)を持ってきた。驚くばかりの機能を持つ。いまさらその機能を紹介しても仕方がないが、多機能携帯端末とはすごいものである。 パソコンでさえ、メールを打ち、原稿を書く程度の機能を利用して […]
2010年6月11日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 病気 撃ちてし止まん その心もて 柏市には国立がんセンター東病院がある。その9階には食堂があり、眺望すこぶるよいという。建築中のスカイタワーも見えるという。 そういうメールを呉れたのは、東病院入院を控えた友人で、覚悟のがん手術が決まっていて、打って […]
2010年6月5日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 柔和な福の神 えびす大黒が大集合、270点 福徳をもたらすとして、家ごとに祀られて来たえびすさま、大黒さま。京橋のINAXギャラリーのガラス越しに勢ぞろいした、ただただ笑顔を見せている270点は、滋賀県八日市の市神神社からお出ましとな […]
2010年6月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 小説 籠原でカゴを乗り換えた 人生は、とにかくあっという間に過ぎ去って行く。百代の過客なんていう言葉を思い浮かべる。その過客の一人に絲山秋子という小説家がいる。小説に、その舞台の土地のことが詳細に出てくる。 かなり前の「ラジ&ビース」には群馬 […]
2010年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 植物 捨てられちゃった稲苗、あわれ ときどき、慈恵医大の柏病院に行く。回りには薬局が、ずらりと顔を並べているが、まだ田んぼが残っている。早苗がぐんぐん育っている。そのあぜ道を歩く。なにか昔の小学唱歌があるような気がするが思いつかない。 野道を行けば […]
2010年5月15日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 小説 街行くオンナの品定め 陽光がサンサンと照るようになると、いつもアーウィン・ショーの短編「夏服を着た女たち」を読む。何年か前、同人雑誌に書いた感懐が出てきた。少しも偉くならず、少しも成長していない自分に気がつく。こんな具合に書いている。 […]
2010年5月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 美術 菊のご紋章入りの箸ですぞ 母の日から、わが家では菊のご紋章入りの箸で食事することになった。娘が友人と皇居参観に行ってきた、そのお土産である。黄門さんの印籠を見せると、たいていが平伏するのはドラマの話であるが、箸をパッと見せてもかしこまる相手は […]