2007年3月31日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 本 信長の遺骸があった! 「しかし、好奇心を持つことは長生きの秘訣の一つでございますぞ」 そんなセリフが飛び出してくる。 言われているのは、「信長公記」の作者太田牛一である。このミステリーでは、牛一が全編の主役として登場する。牛一は、熱烈 […]
2007年3月23日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 食べもの どうした! JA全中の稲作技術 写真は、有楽町駅近くのJA全中が作った「ごはんミュージアム」のなかの「実りの水田」である。実も結ばず枯れかかっているのは昨年の水稲である。今年平成19年の稲ではない。 こういう立て看板がある。 太陽の光に近い「 […]
2007年3月14日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 小説 悩み続ける孤島のクルーソー 賢くなるのに遅すぎるということはないのだ。 そうですねえ、と思う。何か日本の格言に似たようなものがあったと思うけれど思い浮かばない。これは、28年2ヶ月と19日、絶海の孤島に暮らしていた「ロビンソン・クルーソー」が、 […]
2007年3月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 俳句と絵のコラボレーション 句を読んでは絵を描き、絵を見ては句を詠む 高橋謙次郎氏へのオマージュ 季語に導かれ、俳句は壮大な心象風景を見せてくれる。そこに、画家が飛び込み、その句をキャンパスに写しとらえる。 柏の松葉町で句誌「冬草」を主宰する高橋謙 […]
2007年2月24日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 植物 暇も熱心もない藪柑子先生 「郊外の田舎にわずかな地面を求めて、休日ごとにいい空気を吸って頭を養うための隠れ家を作った」という。大正14年のことである。そこへ草花の種子を播くが、ことごとく村の子どもたちのためにむしりとられてしまう。 しかし、 […]
2007年2月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 料理 北関東の団らん思う「しもつかれ」 初午の頃になると、隣人から栃木の郷土料理「しもつかれ」をいただく。奥さんの生地の伝統が、山や畑や田をつぶして作られた首都圏の住宅地でも復活する。そして縁もゆかりもなかった者を楽しませてくれる。 その味わいは、一日では […]
2007年2月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 御神木あわれ 御神木の杉の老樹が枯れた。数年前から枯れていたようだ。倒れないように高いところをロープで支えていた。注連(しめ)をはってあがめられたのを見たことがない。逆井・富士浅間神社社殿の、向かって右奥にそびえていた老杉樹のことであ […]
2007年2月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 遊泳するお供え餅 小正月には「まゆだまあげ」 逆井の、ある農家から見に来るように、という電話があった。1月14日のことである。何があるのかは言わない。昔からのしきたりを守る稲作農家である。 行ってみると、神棚には12個のお供え餅が遊泳して […]
2007年2月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 本 筆者も飛び込んでいる紹介の本 朝刊の、極小コラム「つれづれ」というのに5回続きの「私のとっておき」という忘れがたい本、心に残る本が紹介された。読者には、どんな記者かはまったくわからない。 あげた5冊はこうである。 ①ワシーリー・ペスコフ『アガ […]
2007年1月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月24日 kinya 美術 すてきな うちって どんな うち 柏市在住の洋画家長縄えい子さんが、スマトラ沖大地震に取材した、ゾウの活躍を描いた絵本「TSUNAMI(つなみ)」は、スリランカ・カンボジア・日本で出版されているが、同じ年に発行された、もう一つの絵本がある。 「すて […]