2011年12月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 短歌 詩 俳句 初めてもらった返歌 先輩と同級生の奥さんが亡くなった。 ふたりとも歌人である。とりあえず哀悼の意をこめて一首おくった。 先に行く後から行くと思へども先に行くのは寂しかるらん よく短歌をおくることがある。意足らずもあれば、冗 […]
2011年12月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月19日 kinya 柏市南逆井 生徒来る押されて神社も煤払い 押されて逆井浅間神社の煤払いが始められるわけではない。もう4年も続けて逆井中学校(小川信一校長)の生徒の神社清掃に付き合い、その1時間以上も前から始まる逆井の人たちの煤払いを手伝って?いると、新年も地元の人たちと迎えられ […]
2011年11月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 短歌 詩 俳句 大河となるか老人短歌 携帯電話持たず終らん死んでからまで便利に呼び出されてたまるか 九十歳の先は幾歳でもいいやうなお天気の中花が咲くなり 寒ければ早う寝ようと言ふ人なし雪降るならむ夜半十二時すぎ 九十歳に […]
2011年11月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月19日 kinya 柏市南逆井 東葛歴史かるた 旅行作家・中村哲夫さんの新作 まだ猛暑が続いていた9月下旬、流山の「杜のアトリエ黎明」で新作かるたの展示発表会があった。グラフィックデザイナーで旅行作家、カメラマンでもあり、ペン画も鮮やかな著書の多い中村哲夫さんが東葛近 […]
2011年10月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 昔話 はるか昔の少年たち 小学校の同窓会が郷里で開かれる。 前年欠席した者には案内が来ない。そういうお年頃になってしまった。それでも教えてくれる幼馴染はいる。 その返礼に一編のショートショートを書いた。主人公?は必ず出席するはずである。そ […]
2011年10月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 小説 人称の出てこない小説 教室のかたづけをすませると、四時をすぎていた。 ひさしぶりだから疲れたでしょう、ゆっくり休んでね、店長さんにねぎらわれる。その親切にうしろめたさをぶらさげ、また来週お願いします。 あいさつすると、エレベーターで一階 […]
2011年10月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 19回目のいずみ園祭 逆井中の逆井ばやし おかめは男性 いずみ園祭に来た人たちは、競うように奥のフリーマーケットに向かう。それを迎えてくれるのが車椅子を並べての障害者たちである。ボランティアの人たちが付き添っている。 隣に、障害者とボランティ […]
2011年10月6日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 食べもの 閉ざされた、うなぎ うなぎが塩ビ管の中に閉じ込められている。 まだ細いとき、水槽のお換気装置の中に入り込み、やや大きくなって飼い主が用意した塩ビ管に移動した。そこから抜け出せないようだ。 理髪店の水槽である。店主がイカスルメの細いの […]
2011年9月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 kinya 柏市南逆井 法林寺の妖怪展 新顔の幽霊と「こんにちは」 お盆のころになると、名戸ヶ谷法林寺の妖怪展に、「こんにちは」と出てくる新顔の幽霊との逢瀬が楽しみである。屋敷内に文学館を持つ薮崎恒雄さんが収集される妖怪・幽霊たちである。それに、薮崎さんの小学 […]
2011年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 病気 ザンネン「加齢黄斑変性」の対象外 左目が「黄斑」になった。 これは直りませんと医師が言う。黒い雲のようなものが目の中心に座し、直線はすべてゆがんで見える。右目が健在のようで何とか新聞は読める。ただ疲れる。拡大鏡を使う。 ところが待っていたように […]