2010年11月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 短歌 詩 俳句 終電でひもどいた妹の句と 初日記先づは歩数を記しけり 盆梅の香り微かに夢に入る 一山越え春の水辺を探しけり 風渡る一里四方の麦の秋 香水の微かな風とすれ違ふ 穂芒の日暮れ風の意のままに しみじみと聞く蜩の […]
2010年11月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月20日 kinya 柏市南逆井 松戸の晶子歌碑 人気投票で2首を刻む 松戸の千葉大学園芸学部(旧高等園芸学校)の創立百年にちなみ、市民グループ「与謝野晶子の歌碑を建てる1000人の会」が、晶子が松戸を訪れて詠んだ短歌から人気投票で上の二首を選び、昨年11月、学内に聳え […]
2010年11月6日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 短歌 詩 俳句 ときには短歌を詠まんかと ふるさと群馬の太田に行ってきた。 ときには短歌を作らんとする気分になる。 こういうときである。そして他人には分からないと思いながら列挙する。 その傲慢さに自分でもヘキエキしながら打ち込む。 秋の夜の浅草行きの終 […]
2010年10月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 美術 小学校で聞く原爆朗読劇 柏市には、3グループによる「戦争体験者などの学校訪問」がある。①原爆体験=柏和会(柏市原爆被爆者の会)②朗読劇=柏・麦わらぼうしの会③戦争体験=語り部の会。この3グループがそれぞれ平成22年度に、①10校②10校③3校で […]
2010年10月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 戦争 ひとことで感想は言えない 町会の集まりが終わって帰りかけたところ,Kさんがいう。 「カッターの写真が友人から届きました。メールでお送りします」 それを隣で小耳に挟んだOさんが、「カッターだって、俺もやったぞ」 KさんとOさんは顔を見合わせる。 […]
2010年10月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月20日 kinya 柏市南逆井 猫や猿もしゃべった腹話術は魔術、いや芸術! 中央公民館フェスティバルに「末広四人衆」が参加 腹話術は、いつもの自分の声より調子を1オクターブあげたものだそうである。聞きなれない声となる。腹話術とは無縁の聴衆は感心する。人形がしゃべり、イヌが語る。目の錯覚、耳の錯覚 […]
2010年10月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 本 突然出現した「最後の一葉」 植木屋に、そういう意識はなかっただろう。 狭い庭に、50年前に市から貰った柏の苗木が大きくなった。大木にならないようテッペンをつめ、枝を切るように頼んだ。そして「最後の一葉」がすがりつく景観を現出してくれたので […]
2010年9月29日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 短歌 詩 俳句 奔放自在な筆遣い 牧水の話である。かな書きの書道の先生が、うちわに短歌を一首書いてくださった。猛暑たけなわの頃である。 青草のなかにまじりて月見草ひともと咲くをあはれみてつむ そこで生誕百年記念特集号の「短歌」を探し出した。若 […]
2010年9月20日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 短歌 詩 俳句 ユウコサンが亡くなった、この夏 敬老の日とは関係ない。若山牧水生誕100年記念に、角川書店の『短歌』が特集号を出したことがあった。昭和60年だから25年前になるか。それを引っ張り出した。 牧水からちょっと離れる。その特集号に、河野裕子の14首「 […]
2010年9月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 kinya 食べもの 小粒で規格外?のナシを食べた なじみの農家に寄った。稲作農家で、すでに収穫作業は終わっている。台風一過後、日差しは強いけれど、なんとなく秋の気配がする。主人が日除けの下にテーブルとイスを揃えてくれる。 そして、小粒なナシを5個ほど並べ、包丁を […]